CO2排出量を増やさない
環境にやさしい持続可能なエネルギー
バイオ燃料は、原料に「植物や動物などの生物資源(バイオマス)」が用いられた燃料を指します。
燃料使用時に発生するCO2は元々大気中に存在していたCO2を動植物が吸収したものである(カーボンニュートラル)ため、CO2排出を増やさない環境にやさしい燃料として注目されています。
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リニューアブルディーゼル(RD)は、廃食油や植物油などの再生可能な資源から製造される軽油の代替燃料です。
従来の化石燃料と比較して、温室効果ガス(GHG)の排出量を大幅に削減することができます。
植物由来の廃食油を原料とし、廃棄物の再利用と資源の有効活用を実現します。
従来の化石燃料に比べてCO2排出量を大幅に削減し、地球温暖化の抑制に貢献します。
既存の設備をそのまま活用できるので、導入コストを抑えつつスムーズに移行できます。
オフロード向けの一部メーカーでリニューアブルディーゼル(RD)使用に関して、メーカー保証がある燃料となります。
国際的に必要性に迫られているScope1(燃料の燃焼時)のGHG削減に寄与します。
メーカー保証
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環境
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GHGプロトコルScope1の削減
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安定供給
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IRD: 出光リニューアブルディーゼル |
〇 | 〇 | 〇 | △ |
(一部メーカー) |
▲80%以上 |
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ICOF:軽油 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
軽油 | 〇 | × | × | 〇 |
一企業の排出量だけでなく、サプライチェーン全体におけるGHG排出量を対象とした国際的な算定・報告基準を指します。
電気使用に伴う排出(Scope2)は自然エネルギーの導入によって着実に削減できる状況になっていますが、燃料の燃焼に伴う排出(Scope1)については削減が難しく、脱炭素社会に向けてバイオ燃料の活用が期待されております。
出光リニューアブルディーゼル(IRD)は、欧州EN規格(EN15940:2016)に準拠しており、高い品質と性能を保証します。
(潤滑性の項目(HFRR)は、出光興産で調整し、試験値を報告)
リニューアブルディーゼル(RD)の輸入ごとに分析を実施し、厳格なロット管理を行っています。
保証性状に加え、軽油の品確法強制規格およびJIS標準規格に定められた項目についても試験分析を実施し、その結果をお客様に提供しています。
出光リニューアブルディーゼル(IRD)の調達を行うメーカーは、 国際的な認証基準 「ISCC EU」を取得しています。
確かなGHG排出削減効果を有しておりますので、安心してご使用いただけます。
※2025年2月時点
【ISCC EUとは】 ※International Sustainability and Carbon Certification EU
出光リニューアブルディーゼル(IRD)の用途は、現時点ではオフロード(事業所構内でに使用する車両・重機、発電機、ボイラー等の外燃機関など)に限定させていただきます。
道路を運行する自動車用の燃料としてはご使用できません。
石油由来の軽油と混合して使用することはできません。
IRDを100%使用する場合、軽油引取税は非課税となりますが、軽油と混合して使用した場合、オフロードの使用であっても軽油引取税の対象となります。
出光リニューアブルディーゼル(IRD)は全国への出荷に対応し、荷姿はドラムとなります。(全国対応可)
給油作業はお客様にて実施頂くか、別途ご相談させていただきます。
出光リニューアブルディーゼル(IRD)の保証性状は、欧州「EN15940:2016」に準拠し、潤滑性(HFRR)は試験分析値の報告とさせていただきます。
※HFRRは出光にて規格相当に調整しているため
軽油とIRDの芳香族分の違いにより、ゴム膨潤性に差異が生じる可能性があります。
ガスケットやパッキン、シール類への影響については、機器メーカーへお問合せください。