地球上のあらゆる物体は熱を放射する際に電磁波の領域で放射しており、 受ける熱よりも放射する熱量が上回る現象を 「放射冷却」 と呼びます。
Radi-Cool 製品は日射を高い割合で反射する既存の技術と高い放熱技術を複合すること により、 製品表面への蓄熱を防ぎ、 なおかつ裏面の熱も吸収、 放射も可能とした製品になります。
また放射する時に熱を 「大気の窓」 と呼ばれる波長領域に集約することによって、 地球温暖化の原因でもある雲に阻害されない熱放射を実現しており、 日中においても大気との熱交換を可能としております。
〇:熱伝導率が低いので、日射熱が室内に入りにくくする
×:室内の熱を外に放射するのも防いでしまうので結果温度が上昇
〇:日射反射率を高めて入熱を抑える
×:放射率が低いので、段々蓄熱していき結果温度が上昇
放射冷却は、日射の高反射と、吸収した熱の高放射を同時に実現!
当社では塗料とフィルム(透明・反射)の取り扱いがございます。
エネルギーを消費せず、 環境負荷のない革新的な技術を応用したRadi-Cool は、暑い夏でも涼しさを感じられるSDGs素材としても注目されています。
炎天下でも日陰のような涼しさを届けます。
大型建築・太陽光発電所・低温物流・交通運輸・農業など幅広い用途で使われ、全国各地の空港の連絡通路や搭乗口の外装などにも採用されています。
■測定対象:金属板+塗料
■測定場所:東京都中央区
■気象温度:17℃
■測定日時:2020年3月26日
■測定対象:金属板+フィルム
■測定場所:東京都中央区
■気象温度:17℃
■測定日時:2020年3月26日
屋根の放射冷却効果の為、天井からの放射熱が少なく、 体感温度が低くなり、冷房費削減に貢献。
塗料で放射冷却できるのは、Radi-Coolのみ。
日産サービスセンター(株)九州支社の屋根に塗装。(2棟中1棟施工)
放射冷却効果で、天井の温度上昇が抑えられます。
実際の現場の声
自動車用規格(日産自動車社内規格)で試験を実施し、冷却性能維持を確認済。
※塗装板 白は、鉄板に日産純正塗料(ブリリアントホワイトパール)を塗装したもの。
※左記温度は測定時の平均温度。
構造変化なし、放射冷却性能変化なし
温度差により結露の解決はできません。温度差が縮まることで和らげることは可能です。
可能ですが、耐久性は通常環境より大幅短縮する可能性が大きいです。詳しくはお問合せください。
Radi-Cool製品はすべて物体の外側、室外での使用が前提です。
透明フィルムは遮光しません。反射フィルムは完全遮断します。
耐久年数は一概に言えませんが、促進耐候試験の結果では、フィルムは5-7年、塗料は10-14年目安です。
塗装工事も可能です。お気軽にお問い合わせください。
フィルムの方が冷却効果は高いです。塗料はフィルムの約80%程度です。
シルバー型フィルム:透過率 0%
透明型フィルム:透過率 4.2%(※JIS A 5759による試験結果)
遮熱製品は日射反射率を高めて入熱を抑えるものなので、放射率が低いので段々蓄熱していき結果温度が上昇します。
断熱製品は熱伝導率が低いので日射熱が室内に入りにくく、反面室内の熱を外に放射するのも防いでしまいます。
ラディクールは、日射の高反射と、吸収した熱の高放射を同時に実現した商品なので、直射日光の環境でもエネルギーを使わず環境温度より低い状態に保つことができる商品です。