バッテリー復元は、コスト削減とCO2削減の両方を実現する数少ないソリューションです。
コスト面では30%~50%の削減、CO2排出量は約67%削減が可能です。
鉛バッテリーは、電気的エネルギーを化学的エネルギーに変換して蓄えるデバイスです。
充電時と放電時に真逆の化学反応(可逆反応)が起こるため、繰り返し活用することが可能ですが、その過程で化学反応が円滑に進捗しなくなり、結果として、充放電機能が低下、交換サイクルとなります。
復元とは、円滑な化学反応を阻害する主な要因である化合物(通称:サルフェーション)を電気分解させ、その化学的エネルギー(化学反応性)を高レベルで復帰させる技術であり、復元バッテリーとは、この技術によって充放電能力が大きく回復したバッテリーです。
特集技術E2SA工法(特許第6552134号)
当社の復元技術は、これまで市場に存在していたパルスや添加剤等の既存技術とは全く異なる独自技術です。
パルス方式は充電電流にパルス発生器からでるパルスを重畳させるタイプが一般的ですが、極板を痛める懸念がありました。
他方、添加剤は様々な物質が活用されていますが、電池内の反応系外に沈殿して効果を発揮できないという事象が課題とされてきました。
当社の技術は、サルフェーションを構成するエネルギー量を上回るエネルギーを、特殊波形を有した電圧電流を制御し、サルフェーションの電気分解を効果的に促す独自の方法を採用しています。
(E2SA工法 * / 特許出願済:特願2018-066102)
復元後はJIS規格に基づく実容量を計測し、性能チェックします。
従来の復元技術とは異なる電気的エネルギー投下による復元アプローチを採用。この画期的な技術によりバッテリー能力低下の原因となるサルフェーションを極板を傷めることなく短時間で除去します。
センサーをバッテリーに装着し、バッテリーの性能を常時計測・監視。これにより遠隔地からのバッテリー管理を実現し、未然にバッテリーの劣化状況や異常を把握して迅速に対応することが可能となります。
劣化状況の診断結果や放電試験の結果は報告書を作成してご提示。1台あたり30分程度で劣化状況を診断。
復元作業期間中は代替バッテリー(※1)を無償で貸出し。フォークリフトの稼働が停止する心配はありません。
納品後もしっかりサポート。稼働時間が落ちてきたら再び復元するかセル交換にて対応いたします。(※2)
(※1)弊社在庫及び調達状況により代替バッテリーが準備できない場合もあります。
(※2)保証期間につきましては別途ご相談となります。
当社では、「電圧値」「抵抗値」「比重値」などの基本数値の他に、電池の実質電気容量を計測しています。
お客様に提供する蓄電池の能力を、JIS規格に基づいて計測、当社の出荷基準を満たした蓄電池のみを出荷させていただいております。
復元した蓄電池は、納品後2年間の製品保証が付帯します。 2年以内に不具合が発生した場合には無償で交換いたします。(使用環境により保証期間は変動する場合がございます。)
保証延長オプションにて、保証期間を最長3年とすることも可能です。
●バッテリーの入れ替えも当社が責任を持って行います。
●技術的なご相談も適宜承ります。(無料)
当社では、お客様がご使用中の電動フォークリフトバッテリーの無料診断サービスをご提供いたしております。
診断結果、復元の必要がないと判断されることもあります。しかし、その場合でも、お客様のバッテリーが現在どのような状態にあるのか、いつごろ交換時期に至りそうであるか等、運用面でのひとつの指針としてもご活用いただけます。
また、バッテリーのメンテナンス方法などにつきましてもアドバイスさせていただいており、大変ご好評をいただいております。どうぞお気軽にご活用ください。
※ 現在、本サービスは関東・中京・関西エリアに限らせていただいております。
現在、下記エリアに限らせていただいております。
環境にも優しい「再生」という選択肢。
まずはお気軽に無料診断をご活用ください。
リース契約でもバッテリーやタイヤ等の消耗品はユーザー負担です。(一部メンテナンス契約付を除く)
車のリースと同様で、メンテナンスに出した場合は有償での交換となります。
当社の復元バッテリー技術は特許を取得しており、JIS規格に準拠した品質評価を行い、出荷時には新品と同様の試験を行います。
その性能はこれまでの実績から実証されていますので、安心してご利用ください。
稼働時間にもよりますが、通常は3~5年が寿命です。
年1回の「法定年次点検:車の車検のような制度」で整備業者が交換している可能性があるかもしれません。
使用時間が短ければあまり気にされていないと思いますが、冬になると外気温の低下からバッテリー性能が劣り使用時間が更に短くなることもありますので、早めの診断をおすすめしています。
もし、車両を今後1~3年しか使用しない場合、新品に交換してしまうとバッテリー性能を残したまま代替えとなり勿体ないです。
残りの車両使用期間が少ない時こそ、復元バッテリーを使用して使用期間の延命をしましょう。
必要なセルだけの復元(交換)も可能ですが、バッテリーは全体で能力を発揮します。
1セルだけ交換しても、周りのセルに引っ張られる形で十分な効果が得られません。その為、バッテリー全体での復元が必要となります。